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先生、私は最近、ジュエリー制作に没頭しています。無いものを有ることにすることは嬉しい。

それを外に出せば、もしかしたら先生の近くにそれが行くかもしれない。誰かが身につけて、先生の横を通り過ぎてくれるかもしれない。

身勝手な私が先生と出会うより、容易いことのように思うのです。

私はこれからも不純をぶら下げて歩く。

非理性が理性になろうとして悲痛を看護する。

私は結局、飲みたいのだ。不潔さを。

願い過ぎて、祈り過ぎて、散らばったものは拒絶ばかり。それを反復して腐る。

先生をいつまでも、いくど待ってもやってこない世界が今の私の世界であると。

怯え切った目と鼻の先に、先生と関わっていた頃の私から置き土産のうめき声。

涙を垂れ流して、鼻を啜って、食いしばって。たしか。それが私の恋だった。予告もなしに、とんでもない誤解に根を生やして。

いつから勘違いをしていたのだろう。きっと始めから。

いつまでもやってこない世界の置き土産。

今日の私も、明日の私に預ける。

私が最後に死ぬとき、最後に発する言葉が、先生の名前だった時、そこで私は報われる。

私にある希望はそれだけ。